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和ろうそく3

      職人が造る製品と趣味で造る作品
 最初からなんかえらそうな出だしですいません。手造り和ろうそくの作業をご覧になられた事あるでしょうか?5年程前にNHKの朝の連続テレビドラマ「さくら」でよく造るシーンが放映されていましたのでご存知の方も多いと思います。熱い蝋の中に手を入れて蝋だらけになって">>「大変ですね!」「熱いでしょう!」「難しそうですね!」とありがたいお言葉を頂きます。実際には蝋の温度は40℃〜42℃でお風呂のお湯ぐらいの温度ですしラジオを聞きながらでも出来る座り仕事ですし技術といっても同じ事の繰り返しですので見た目程決して難しくありません。事実よく小学生の子ども達が体験に来ますが器用な子は最初からびっくりするほど上手に造ります それならばどこが一体難しくて大変なのでしょうか?
私達和ろうそく職人は大きい物から小さいものまで製造するのですが一日何本出来るかで製造原価が決まるわけです。蝋燭は決して作品ではありません!火を点けてもらってこその消耗品です。だからそこにおのずとプライスゾーンが決まり流通しやすい価格帯にするには製造スピ−ドが要求されます。なおかつ出来た製品が大体均一化する事が大前提です。これを来る日も来る日もくり返します。親父は今年で79歳ですがまだまだ現役でろうそくを造っております。祖父は84歳で亡くなる3ヶ月まで造り続けておりました。よくおじいちゃんが云っていた言葉で「職人は一生勉強や」というのが心に残っております。「ゆっくり時間をかけて造るのであれば和ろうそくは決して難しい仕事ではない!でもそれは趣味で造る作品だ!職人は飽きずに毎日毎日ある一定のスピードで同じものを当たり前のように造る」これがプロの技だと思っています。
 私はまだまだ坂も途中です。親父に怒られる事も多いです。これってマラソンと同じだと思いませんか?この続きは又後日!とりあえず明日は神戸ラブランのハーフマラソンなのでもう寝ます。

 
 雪景色

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